
大学生の方などで学費や交際費が必要な場合は、学生でもお金を借りられる方法を探しているかと思います。
結論から言うと、学生がお金を借りる方法は「融資時間」「金利」「申込の手軽さ」で選びましょう。
当記事では、学生でも即日でお金を借りられる方法などを紹介します。
また、お金を借りる前に確認しておくべき注意点も解説します。
お金を借りたいと考えている学生は、ぜひ参考にしてみてください。
- 大学生や専門学生がお金を借りる時は8つの方法が利用できる
- 学生がカードローンを申し込む際には、4つの手順に沿って手続きを進める必要がある
- Web申込を活用すれば、学生でも親の確認なしでカードローンを契約するのは可能
※学生でも20歳未満の未成年の方は、カードローン以外の借入方法を検討しましょう。
また成人年齢の引き下げを受けて、18~19歳を対象にした悪質業者には注意してください。
参考:日本貸金業協会|【注意喚起】若者を狙う悪質業者にご注意!
目次
学生でもお金を借りられる方法8つ!即日融資で借入できる手段も紹介!
お金を借りる方法の中には、大学生や専門学生などでも実践できる方法が複数存在します。
学生がお金を借りる時、利用できるのは以下の方法です。
方法の内容 | 利用可能年齢 | 収入の有無 | 即日融資 |
---|---|---|---|
消費者金融 | 20歳以上 | 安定した収入が必要 | 〇 |
クレジットカードのキャッシング | 20歳以上 | 安定した収入が必要 | 〇 |
銀行カードローン | 20歳以上 | 安定した収入が必要 | × |
奨学金 | 年齢制限なし | なし | × |
郵便局の自動担保受付 | 年齢制限なし | なし | 〇(契約内容による) |
学生ローン | 18歳以上 | 安定した収入が必要 | 〇(契約内容による) |
質屋を利用する | 20歳以下の利用は原則禁止。保護者の同意があれば20歳未満の利用も可能な店舗もある。 | なし | 〇 |
親や知人に借りる | 年齢制限なし | なし | 〇(契約内容による) |
学生の方が即日でお金を借りたい場合は、消費者金融の利用を検討してみましょう。
消費者金融は最短30分での融資が可能です。
消費者金融・キャッシング・銀行カードローンは、20歳以上の学生だけが利用できる方法です。
申込時には安定した収入が求められますが、近くの銀行・コンビニATMからお金を引き出せます。
一方20歳以下の学生には、奨学金や学生ローンなどの方法がおすすめです。
他の方法より低い金利でお金が借りられますが、手続きや審査には少し時間がかかります。
申し込む際は貸付条件を確認し、自身の目的に合った方法を選びましょう。
消費者金融のカードローンは最短30分程で融資が可能
当日中に資金が必要な時は、消費者金融からお金を借りるのが有力です。
消費者金融カードローンの大半は、20歳以上で安定した収入があれば学生でも申し込めます。
消費者金融の大半は融資スピードが早く、最短だと30分程で審査結果を確認できます。
迅速に手続きが完了すれば、最短1時間で融資を受け取ることも可能です。
- 最短25分の即日融資が可能
- 初めての利用なら30日間利息0円で借りられる
- WEBから申込可能で郵送物なしで契約可能
銀行カードローンと違い、消費者金融は少額単位での借入にも対応できます。
借入額を必要な分だけに抑えることで、返済期間も短縮できるはずです。
カードローン名 | 融資スピード | 融資限度額 | 無利息サービス |
---|---|---|---|
プロミス | 最短30分 | 1~500万円 | 30日間無利息サービス |
アコム | 最短1時間 | 1万円~800万円 | 30日間無利息サービス |
アイフル | 最短1時間 | 800万円以内 | 30日間無利息サービス |
SMBCモビット | 最短即日 | 1万円~800万円 | なし |
レイク | Webで最短25分融資も可能 ※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です 一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます |
1万円~500万円 | ・60日間特典(Web申込限定) ・30日間特典(契約額1万円~500万円まで) ・180日間特典(契約額1万円~200万円まで) |
また一部の消費者金融は初回契約時のみ、無利息サービスが利用できます。
サービス期間中に融資を完済できれば、返済時に利息を支払う必要はありません。
「お金を借りる時に無駄な利息は払いたくない」という学生は、ぜひ利用を検討してみてください。
クレジットカードのキャッシング機能はカードを持っていれば利用できる
クレジットカードを所有している学生は、キャッシング機能を使った借入が可能です。
一部のクレジットカードはキャッシング枠(限度額)を設定することで、ATMからお金が引き出せます。
キャッシング枠を設定できるのは、20歳以上で安定した収入がある方だけです。
申し込みの際には、収入状況を証明できる書類の提出が求められます。
キャッシング枠が付いたクレジットカードは、全国各地の銀行・コンビニATMで自由にお金を引き出せます。
急な出費が発生した時や、今すぐ現金が必要な時などにとても便利です。
- キャッシング機能を設定していれば利用花王
- 近くのATMですぐに現金を引き出せる
- お金を借りる時に時間や手間をかけたくない
またクレジットカードのキャッシング枠は、一度設定していれば利用できます。
新規申込時に設定を完了させておけば、手続きにかかる時間や手間も節約可能です。
普段からクレジットカードを活用している学生は、一度利用を検討してみてください。
ただし、クレジットカードのキャッシング枠はショッピング枠と共通されています。
キャッシングを行うと、利用した分だけカードの利用残高は減ってしまうので注意が必要です。
クレジットカードでキャッシングを行う際は、借り過ぎに気をつけましょう。
銀行カードローンは他の借入方法と比較して金利が抑えられている
なるべく低い金利でお金を借りたい学生には、銀行カードローンがおすすめです。
銀行カードローンの多くは、適用金利が14%程に設定されています。
参考:三井住友銀行カードローン
消費者金融の平均金利(18%)より約4%低い分、返済時の利息を安く抑えることが可能です。
ネットバンキングを利用すれば、指定口座に融資を直接送金できます。
- 金利や利息が抑えられている
- 普段使っている銀行口座に融資を送金してほしい学生
- 大手メガバンクが提供しているので信頼できる
また銀行カードローンは、毎月の返済額が数千円単位に設定されている場合が多いです。
社会人より収入額が少なくなりがちな学生でも、無理なく返済を続けられます。
借りたお金を長期間に分けて返済していきたいという学生は、申し込みを検討してみてください。
ただし、銀行カードローンの審査は消費者金融より厳しいです。
2006年に銀行カードローンの過剰貸付が問題視されたことで、全国銀行協会は2017年に各銀行へ業務運営の見直しを指示しました。
現在では大半の銀行が厳格な審査を行っているため、契約するのはかなり困難です。
郵便局の自動担保貸付は貯金額を担保にお金を借りられる
郵便局にお金を預けている学生は、自動担保貸付を活用しましょう。
自動担保貸付とは定額貯金や定期貯金を担保にして、郵便局からお金を借りる方法です。
担保となる貯金さえあれば、20歳以下の学生でも利用できます。
消費者金融や銀行カードローンのように、審査を受ける必要もありません。
- 郵便局の貯金を担保に融資が受けられる
- 金利を抑えてお金を借りたい
- ゆうちょ銀行の口座で取引できる
また自動担保貸付は担保定額貯金の場合だと年0.25%、担保定期貯金の場合は年0.5%で借入可能です。
貸付金の上限は預金の90%までで、1冊の総合口座通帳につき300万円まで借りられます。
ただし自動担保貸付の申し込みは、ゆうちょ銀行の貯金窓口でしか対応できません。
貯金窓口の営業時間は、平日の9時~16時までとなっています。
土日祝日は営業時間外なので、申し込みを考えている学生は注意してください。
学生ローンは20歳未満の未成年でも利用できる
バイトなどによる収入がある20歳以下の学生は、学生ローンの利用も検討してみるべきです。
学生ローンとは学生を対象にしたローン商品で、一部の学生ローンは18~19歳の学生でも申請できます。
アルバイトによる安定した収入があれば、学校を卒業した後も利用可能です。
審査を行う際、自宅や勤務先に電話をかけることもありません。
親に気づかれないか心配な学生も、安心してローンを契約できます。
- 20歳未満でも利用できる
- 親には内緒にしてお金を借りたい
- 数万円単位の少額融資が可能
ちなみに学生ローンの多くは、借入限度額が50万円程に設定されています。
初めて学生ローンを利用する方も、自身の収入に合わせてお金を借りることが可能です。
ただし人によっては、限度額の少なさに不満を感じてしまうかもしれません。
50万円以上の借入を希望する場合は、消費者金融などの方法を利用してください。
質屋は使わなくなったブランド品などを担保に融資を受けられる
諸事情でローンを組めない学生は、質屋での借入を検討してみましょう。
質屋はブランド品や家電などの品物を預け、査定額と同じ分の資金を借入できる店舗です。
担保となる品物が必要な代わりに、申込時に審査を受ける必要はありません。
最短1時間程で手続きが完了するため、即日融資を希望する学生にも適しています。
- 当日中にお金を借りられる
- ブランド品などを担保に融資が可能
- 融資の審査なし
また質屋は借りた資金が返済できなくても、信用情報に傷はつきません。
返済が滞った場合は預けた品物を売却することで、返済義務が免除できます。
収入がまったくない学生でも、安心して利用することが可能です。
ただし質屋で借りられる融資の額は、担保となる品物の価値や数に左右されます。
預けた品物の価値が低いと、必要な額の資金を調達できなくなる可能性が高いです。
質屋での借入を考えている学生は、希望する金額と同等の価値がある品物を用意しておいてください。
親や知人に借りる際は必ず借用書を取り交わす
ローン商品も奨学金も利用できないという学生は、親や知人に一度相談してみてください。
必要資金が少額であれば、相談することで親や知人からお金を貸してもらえる可能性があります。
親や知人からお金を借りる際、消費者金融や銀行カードローンのような審査は行われません。
交渉がうまく進めば、無利子でお金を貸してもらえる場合もあります。
また親や知人からの借入は、質屋のように担保を用意する必要もないです。
自宅に担保となる品物がない学生も、必要に応じて資金を調達できます。
ただし親や知人からお金を借りる際は、返済トラブルに要注意です。
借りたお金の返済が遅れてしまうと、裁判で訴えられたり人間関係が崩壊する危険性があります。
親や知人からお金を借りる時は借用書を作り、返済時にトラブルが発生しないように対処しましょう。
学生がカードローン審査に申込して借入する際の手順
学生がカードローンを申し込む時は、特定の手順に沿って手続きを進めていく必要があります。
申込方法にはいろいろな種類がありますが、現在主流なのは「Web・アプリ申込」と「店舗(自動契約機)申込」の2つです。
なるべく手間や時間をかけずに審査を受けたい場合は、Webもしくはアプリで申し込みましょう。
Web・アプリで申し込む時の手順は、以下の通りです。
(1)公式サイトでカードローンの申し込みを行う
(2)必要書類の写真を撮影し、申込先へ提出する
(3)審査結果を確認後、契約手続きを行う
(4)契約手続き完了後、ネットバンキングやATMで融資を受け取る
Webやアプリによる申し込みは、ネット上ですべての手続きを完結できます。
店舗や自動契約機へ来店する必要もないため、時間や手間の節約にも有効です。
契約後にすぐ融資を引き出したい場合は、店舗もしくは自動契約機で申し込んでみてください。
店舗・自動契約機で申し込む時の手順は、以下の通りです。
(1)店舗もしくは自動契約機に来店し、申し込みを行う
(2)必要書類を提出し、審査が完了するまで待つ
(3)審査結果を確認した後、契約手続きを行う
(4)契約完了後、ローンカードを受け取る
(5)銀行・コンビニATMでローンカードを使い、融資を引き出す
店舗・自動契約機での申し込みは、契約完了後にすぐローンカードを受け取れます。
発行したローンカードをATMで使えば、当日中に融資を現金で引き出すことが可能です。
これからカードローンを申し込む学生は、どの方法が自分にとって最適なのかよく検討しておいてください。
カードローン審査では本人確認書類と収入証明書が必要
学生がカードローンを申し込む時は、本人確認書類と収入証明書が必須です。
本人確認書類は申込者の氏名や住所などが記載されている書類で、カードローン申込時には必ず必要となります。
本人確認書類として提出できるのは、以下の書類です。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 在留カードなど
カードローンの申し込みを行う学生は、本人確認書類を忘れずに用意しておきましょう。
また50万円以上の借入を希望する際は、収入証明書の提出も求められます。
収入証明書とは、申込者の年収や毎月の収入額などが明記されている書類です。
収入証明書として提出できるのは、以下の書類となります。
- 源泉徴収票
- 納税証明書
- 確定申告書
- 給与明細書など
ちなみに有効となるのは、日付が最新年度の書類だけです。
提出した書類の日付が古いと、再提出が完了するまで審査は進められません。
カードローンを申し込む学生は、必要書類が最新のものかよく確認しておいてください。
学生でバイトをしていない無職の場合はお金を借りられない
無職で収入がまったくない学生は、ローン商品でお金を借りることができません。
消費者金融や銀行が提供しているカードローンは、安定した継続収入がある方だけを対象にした商品です。
貸金業法でも、年収の1/3以上にあたる貸付は禁止となっています。
また学生がお金を借りる際は、以下の点にも注意する必要があります。
- カードローンなどの方法は20歳以上の学生のみが対象
- ネット上で紹介されている情報は騙される危険性が高い
- 融資の返済が遅れると金融事故の履歴が残ってしまう
- どんな事情があっても闇金や違法業者から借りるのは厳禁
ここではそれぞれの注意点について詳しく解説します。
カードローンや質屋は20歳以上の学生しか利用できない
カードローンや質屋でお金を借りることが可能なのは、20歳以上の学生だけです。
未成年への融資が行われていないのは、「未成年者取消し制度」の存在が大きな理由だとされています。
未成年者取消し制度は、未成年が行った契約に対して適用される制度です。
総務省が発行した資料の中では、以下のように説明されています。
Q3 17歳の高校生が、保護者に内緒で10万円の化粧品セットを契約した。この契約は取り消せる?
A3 未成年者取消しができる。
●社会経験の少ない未成年者が法定代理人(親権者などの保護者)の同意を得ずに契約した 場合、契約を取り消すことができる。
●未成年者取消しは、未成年者自身からでも、法定代理人からでもできる。
●取消しにより、未成年者は受け取った商品があれば事業者に返品し、支払った代金があれば返金される。
未成年が親の同意を得ずにカードローンを契約した場合、その取引は未成年取り消し制度が適用できます。
契約を取り消されてしまえば、お金を貸した側はほとんど利益を得られません。
ただし、2022年4月1日からは忍法改正により成年年齢が引き下げられます。
Q3 成年年齢の引き下げによって,18歳で何ができるようになるのですか?
A 民法の成年年齢には,一人で有効な契約をすることができる年齢という意味と,父母 の親権に服さなくなる年齢という意味があります。
成年年齢の引下げによって,18歳,19歳の方は,親の同意を得ずに,様々な契約を することができるようになります。例えば,携帯電話を購入する,一人暮らしのためのア パートを借りる,クレジットカードを作成する(支払能力の審査の結果,クレジットカードの作成ができないことがあります。),ローンを組んで自動車を購入する(返済能力を超えるローン契約と認められる場合,契約できないこともあります。),といったことができ るようになります。
改正後であれば、18~19歳の学生もカードローンを契約できる可能性が高いです。
ネット上で紹介されている情報は信用しない
学生がお金を借りる時は、ネット上で紹介された情報を信じないようにしましょう。
ネット上にはお金の集め方や稼ぎの良いバイトなど、様々な情報が紹介されています。
しかし大抵の場合、紹介されているのはどれも根拠がない情報ばかりです。
ネット上の情報を真に受けてしまうと、重大なトラブルに巻き込まれてしまう危険性があります。
また情報の中には「学生でも簡単に稼げる」などの広告で、怪しいバイトへ誘導するものもあるようです。
言葉巧みに学生を誘導して、詐欺やキャッチセールスなどを手伝わせるのが目的かもしれません。
借入先を選ぶ時には、インターネット上にある言葉を鵜呑みにせずに情報の裏付けを取るようにしましょう。
返済が遅れると信用情報に金融事故が記録される
学生がお金を借りる時は、申込前に返済計画をよく考えておきましょう。
カードローンや学生ローンの返済が遅れると、それらの情報は金融事故として信用情報に記録されます。
金融事故は登録期間を満了しない限り、信用情報から消えることはありません。
信用情報に金融事故が登録されていると、以下のトラブルが発生してしまいます。
- カードローンの新規申込ができなくなる
- クレジットカードが作成できなくなる
- 住宅ローンやマイカーローンなどが組めなくなる
- 現在利用中のローン・クレジットカードが使えなくなる
こうしたトラブルを防ぐには、返済計画を立てておくことがとても重要です。
現在は多くの銀行や消費者金融が、公式サイト上で返済シミュレーションを提供しています。
シミュレーションを活用すれば学生でも、自身の収入に見合った返済計画を立てることが可能です。
これから申し込みを行う学生は、シミュレーションで返済計画をしっかり考えておいてください。
闇金や違法業者からお金を借りるのは厳禁
どんな理由があっても、闇金や違法業者からお金を借りるのは禁止です。
闇金や違法業者からお金を借りてしまうと、法外な利息や手数料を請求されてしまいます。
強引な取り立てが行われたり、勤務先や自宅に脅迫めいた電話がかかってくる可能性もあり非常に危険です。
また闇金や違法業者は契約者本人だけでなく、親族や知人にも借金の取り立てを行います。
場合によっては借金をしたことが原因で、親や友人との関係が悪化してしまうかもしれません。
金融庁の公式サイトでは現在、闇金被害を防ぐのに有効な対策が紹介されています。
金融庁が紹介する対策をきちんと行っていれば、闇金や違法業者に騙される可能性を最小限に抑えられるはずです。
カードローンを申し込む予定の学生は、必ず確認しておいてください。
学生がお金を借りるときのQ&A
学生がお金を借りる時、よく投稿されている質問は以下の4つです。
- 借り入れが親やバイト先にバレる可能性はあるのか?
- 返済を延滞してしまった場合はどうなるのか?
- 在学中に完済しないと就職に影響が出るのか?
- 学生は最大いくらまで借りられるのか?
カードローンや学生ローンなどを初めて利用する学生は、取引に対して疑問や悩みを抱えている場合が多いです。
安心して資金を調達するには、これらの疑問や悩みを解決する必要があります。
そこで今回はネット上に投稿されていた質問を確認し、聞かれる頻度が多い質問をいくつか集めてみました。
ここではそれぞれの質問について詳しく解説します。
親やバイト先にバレる可能性はあるか?
学生がお金を借りる時、親やバイト先にバレる可能性は少なからずあります。
しかし一部の消費者金融・銀行カードローンは、郵送物や勤務先への電話連絡をなしに変更することが可能です。
以下のカードローンなら、親やバイト先にバレる可能性を最小限に抑えられます。
- プロミス
- レイク
- アイフル
ただし郵送物なし・職場への電話連絡なしで申し込むには、事前相談が必要です。
消費者金融に事情を説明し、了承が得られればこちらの要望に対応してくれます。
親やバイト先に内緒でカードローンを契約したい学生は、必ず事前相談を行っておいてください。
延滞するとどうなるのか?
カードローンや学生ローンを延滞してしまうと、信用情報に金融事故が記録されてしまいます。
金融事故が登録されている間、ローン商品の新規申込や増額審査は一切行えません
また金融事故はローン商品だけでなく、就職活動にも影響を与えてしまう可能性があります。
銀行やクレジット会社などの企業は、信用情報機関で信用情報を確認することが可能です。
就活時に金融事故が登録されていると、企業側が信用情報を見た時にバレてしまう可能性があります。
銀行やクレジット会社への就職を考えている学生は、借金の延滞に気をつけてください。
在学中に完済しないといけないのか?
返済期間に猶予があれば、在学中に融資を完済する必要はありません。
学生ローンやカードローンには、返済期間が1年単位で設定されています。
返済滞納などが発生しない限り、完済を求められることはないです。
ただし返済状況があまりに悪いと、企業側から融資の一括返済を求められる可能性があります。
金融機関からお金を借りる予定の学生は、返済が遅れないよう十分注意してください。
どうしても返済が滞りそうな場合は、窓口に触接相談を行うべきです。
滞納する前に相談しておけば、融資の返済を少し待ってもらえる可能性があります。
いくらまで借りられるのか?
学生がお金を借りる時の上限は、それぞれの借入先ごとに異なります。
消費者金融・銀行カードローンの貸付上限は、年収の1/3までです。
学生ローンの場合は、大半の貸金業者が50万円までと設定しています。
奨学金制度は卒業までにかかる資金がすべて対象となるため、貸付上限は100万円以上となっている場合が多いです。
郵便局の担保自動受付や質屋は、担保によって借り入れの上限額が変化します。
お金を借りる時は、契約する前に申込先の借入上限をよく確認しておいてください。
まとめ
学生がお金を借りる時の方法や申込手順などについて解説しましたが、いかがでしたか?
未成年でも借りられる方法はありますし、親やバイト先にバレずに借りることも可能です。
自分の年齢や状況、借りたい額などに合わせた方法を選ぶようにしましょう。
ただしお金を借りる行為には、返済が滞るというリスクもあります。
お金を借りる時は各方法の注意点をよく確認し、申込前に対策を行っておくことが大切です。
期日までに借り入れが返済できない、膨大な額を借りてしまった、となると学生生活にも大きな影響が出ます。
借り入れの前に返済計画をしっかりと立てて、無理のない額を借りるように心がけてください。