「オリックスマネーの審査は甘い？それとも厳しい？」
こうした疑問を持っている方は多いかと思います。
結論からいうと、オリックスマネーの審査は甘くありません。
返済能力の調査と在籍確認が必ず行われるため、審査内容はむしろ厳しいです。
この記事でわかること
- オリックスマネーの審査で重視される3つのポイント
- オリックスマネーの審査で落ちた人に共通する4つの原因
- オリックスマネーの審査では在籍確認の電話をかけるのが原則
- オリックスマネーは審査がWEB完結・カードレスで申請できる
- オリックスマネーの審査から融資の流れ
この記事ではオリックスマネーの審査で重視されるポイントや、落ちる原因などについて解説します。
オリックスマネーへの申し込みを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
オリックスマネーの審査で重視される3つのポイント
オリックスマネーの審査は厳しいですが、以下のポイントをおさえておけば通過できる可能性があります。
・借入希望額が年収の1/3以内（総量規制）におさまっている
・申込内容にウソや間違った情報が記載されていない
オリックスマネーの審査を通過するためには、申込者の年齢が20歳以上69歳未満で、安定した収入が必須です。
20歳以下や69歳以上の方は審査に合格しづらく、安定収入があると審査での評価が有利になります。
総量規制とは、返済能力を超える借入によって経済的困難に陥るのを防ぐために、借入額は年収の1/3までと定められています。
そのため借入希望額は、年収の1/3以内にしなければいけません。
また、金融機関が融資の判断をする際、申込内容をチェックします。
申込内容にウソや間違いがあると、返済能力の評価が正確に行えず、審査に落ちる可能性が高まります。
ここではそれぞれのポイントについて詳しく解説します。
申込者の年齢が満20歳以上69歳未満で安定した収入がある
オリックスマネーの審査を通過するためには、申込者の年齢が満20歳以上69歳未満であること、そして安定した収入があることが大前提です。
満20歳以下、または69歳以上の方は審査を通過することはできません。
オリックスマネーの審査においては、安定した収入も重要です。
なぜなら金融機関は、お金を貸す際、返してもらえるかどうかをしっかりと見極め、判断するからです。
例えば、定期的な給料や会社に長く勤務している場合、「この人はしっかりとした収入がある」と見られ審査で有利になります。
年齢が満20歳以上69歳未満で安定した収入があることで、オリックスマネーの審査を通過する可能性が高まります。
借入希望額が年収の1/3以内（総量規制）におさまっている
オリックスマネーの審査を通過するためには、借入希望額が年収の1/3以内であることが不可欠です。
借入可能な金額は、「総量規制」という法的措置に基づいて、借入希望額が申込者の年収の1/3以内と決まっています。
そのため借入希望額が年収の1/3以内だと審査を通過する可能性が高まります。
「総量規制」とは、消費者金融やカードローンなどにおいて、借入総額が年収の1/3を超える場合は、貸し付けを行ってはいけないという法律のことです。
具体的には、もし年収が300万円の人がオリックスマネーを利用しようと考えた場合、その人がお金を借りられる総額は100万円までとなります。
もし100万円を超える借入を希望するならば、その申し込みは承認されることはありません。
この総量規制が制定された理由は、過去に多くの人が返済能力を超える借入を行い、経済的な困難や多重債務に陥った事例が多発したことがあげられます。
このような事態を防ぐため、政府は総量規制を導入しました。
オリックスローンも総量規制を守っているため、審査の際には申込者の年収やこれまでの借入履歴を基に、総量規制内での融資が可能かどうかを判断しています。
オリックスマネーの審査で落ちた人に共通する4つの原因
オリックスマネーの審査で落ちたくない方は、申込前に以下の原因が当てはまらないかよく確認しておきましょう。
・勤続年数が1年以下と短い
・申込情報と信用情報に登録されている内容が違っていた
・一度に複数のカードローンを申し込んでいる（申し込みブラック）
オリックスマネーの審査では、信用情報機関が管理する過去の返済履歴や借入れ情報を確認します。
ブラックリストとして知られるネガティブな情報が記録されていると、審査の通過が難しくなります。
そのため、ブラックリストに載っていないことが審査の際に重要です。
また、勤続年数が1年未満の方は収入の安定性・返済能力が低いと判断されやすく、審査に不利となるケースが多いです。
勤続年数は重要ではあるものの、他の要因も総合的に評価されるため、良好な信用履歴や収入があれば、短い勤続年数でも融資のチャンスはあります。
そして審査では、申込情報と信用情報が一致しないと、虚偽と判断され審査に通過しにくくなります。
信用情報の正確性は重要で、矛盾があると不正確と見なされます。真実の情報提供が必要です。
申し込みブラックとは、複数の申し込み履歴が信用情報機関に記録され、審査に通りにくくなる状態です。
これにより、返済能力の低さや犯罪への関与が疑われる可能性があります。
審査を通過するためには、他のカードローンへの申し込みを避けることが必要です。
オリックスマネーの審査で落ちた際、審査落ちの原因は説明してもらえません。
そのため審査を無事通過するためには、審査前に落ちる原因を解決しておくことが必須です。
ここでは、それぞれの原因について詳しく解説します。
信用情報に異動記録が登録されている（ブラックリスト）
オリックスマネーの審査では、信用情報の異動記録（ブラックリスト）が確認されると、返済能力が低いと判断されて審査を通過しにくくなります。
信用情報は、個人の過去の借入や返済の履歴を記録するシステムで、CICやJICCなどの信用情報機関が管理しています。
異動記録とは、過去の返済遅延、債務整理、破産などのネガティブな情報のことです。
これらの情報が信用情報に記録されていると、一般的に「ブラックリスト」として扱われます。
オリックスマネーも、審査の一環として信用情報を参照します。
したがって、オリックスマネーの融資を希望する際は、ブラックリストに登録されていないことが重要です。
勤続年数が1年以下と短い
オリックスマネーの審査は、勤続年数が長い方ほど有利になる可能性が高いです。
勤続年数が極端に短いと、「転職・退職リスクが高い＝融資を滞納する危険性あり」と判断されやすくなります。
勤続年数は、金融機関にとって申し込み者の職の安定性や返済能力を示す重要な指標としてとらえています。
勤続年数が短い場合は、仕事の安定性や将来の収入が不確実と見なされ、金融機関はリスクが高いと判断することが多いのです。
もちろん、勤続年数だけが審査の結果を左右するわけではありません。
雇用形態や収入の安定性、過去の返済履歴なども総合的に評価されます。
特に良好な信用履歴や高い収入があれば、短い勤続年数であってもお金を借りられる可能性もあります。
しかし、勤続年数が1年未満の場合、その他の条件が非常に良好でない限り、審査に通過することは難しいといえるでしょう。
オリックスマネーでお金を借りたい場合には、自身の状況を総合的に考慮し審査の申込みをすることが大切です。
申込情報と信用情報に登録されている内容が違っていた
オリックスマネーの審査において、申込情報と信用情報の内容が一致していない場合、虚偽の情報が記載されていると判断されて審査に通過するのが難しくなります。
カードローンの審査は、申し込み者の返済能力や信用度を精査するためのもので、提供される情報の正確性が重視されます。
信用情報には、過去の借入れ履歴や返済状況などが記録されており、金融機関の間で共有されています。
このため、申込情報の内容と信用情報が矛盾している場合、申し込み者が不正確な情報を提供したと判断されるリスクが高まります。
オリックスマネーの審査を通過するためには、真実の情報を提供することが不可欠です。
一度に複数のカードローンを申し込んでいる（申し込みブラック）
オリックスマネーの審査は、一度に複数のカードローンを申し込んだ状態では通過できません。
信用情報に複数のカードローン申込履歴が登録されていると、貸金業者から「多重債務者ではないか？」と疑われてしまいます。
申し込みブラックとは、一度に複数の申し込みをした履歴が信用情報機関に記録されて審査を通過しにくくなっている状態のことです。
金融機関は、審査時に申込者の信用情報や金融行動を厳しくチェックします。
短期間での複数の申し込みは、返済能力が低いと判断されるだけでなく、犯罪への関与なども疑われます。
審査を通過しやすくするためには、他のカードローンへの申し込みを控えることが重要です。
オリックスマネーの審査では在籍確認の電話をかけるのが原則
オリックスマネーの審査では、信用情報の正確性を確保するため、在籍確認の電話が原則として行われます。
これは、オリックスマネーが申し込み者の信用をきちんと確かめるための手段の一つです。
申し込み者がフォームに記入した勤務先の情報が正確かどうかを確認するために、職場に直接電話をかけます。
尚、勤務先への電話は個人名でかかってくるため、カードローン会社から電話がかかってきたとバレるリスクは少ないでしょう。
また、職場に連絡があることを伝えていない場合、電話をとった人が在籍していないと隠すことがあるかもしれません。
そうならないためには、必要な場合は勤務先に事前に通知しておくなどの対策をしておくことも大切です。
在籍確認の電話に出るのが難しい場合は相談が別途必要
オリックスマネーの審査では、「在籍確認」は非常に重要です。
原則としては、在籍確認がとれない場合は、審査を通過することはできません。
しかし、職場環境や個人の事情で電話応対が難しい場合があります。
そうした場合には、申し込み後に状況を伝え、在籍確認に関して相談することが大切です。
申込内容にウソや間違った情報が記載されていない
オリックスマネーの審査に申込む際は、すべての情報が間違っていないかを確認し、ウソをつかずに正確に記入することが非常に重要です。
申込内容にウソや間違った情報が記載されていると、金融機関は信頼できないと判断し審査落ちする可能性があります。
オリックスマネーの審査を通過するには、申込内容を正確に記入することが大切です。
金融機関は、融資を行う際に申込者の返済能力や信用状況を適切に判断する必要があります。
この判断材料として、申込書に記載される情報が使用されます。
もし、申込内容にウソや間違いがあった場合、金融機関が正確に評価できないということになっています。
例えば、収入や勤務先、その他の金融情報が誤っていれば、その基準での返済能力が実際とは異なる可能性が高まります。
その結果、金融機関は融資の適否を正確に判断できず、審査に落ちるリスクが高くなるのです。
申込み内容を正確に記入することで審査の過程がスムーズに進み、審査を通過する確率もあがります。
オリックスマネーは審査がWEB完結・カードレスで申請できる
オリックスマネーの審査は、WEBサイトで必要な情報を記入するだけで簡単に申請できます。
WEBで完結のカードレスなので紙ベースの手続きや郵送の必要もなく、スピーディーに審査が行われ、急いでお金を借りたいときに便利です。
尚、オリックスマネーの基本情報は以下の通りです。
| 金融商品名 | ORIX MONEY PERSONALローン |
|---|---|
| 審査時間 | 最短60分・最短即日融資 |
| 実質年率 | 1.5％～17.8％ |
| 延滞利率 | 19.9％ |
| 利用限度額 | 最大800万円 |
| 在籍確認 | あり |
| 郵送物 | なし |
| 社名 | オリックス・クレジット株式会社 |
| 貸金業登録番号 | 関東財務局長（14）第00170号 |
オリックスマネーの審査における注意すべきポイントは以下の2つです。
・審査基準はアプリ型・カード発行型どちらも一緒
契約額については、借入希望額がそのまま決定するわけではありません。
契約額は、個人の情報を審査した上で決定されます。
また、アプリ型・カード発行型のどちらの方が審査を通りやすいのかを迷う方もいます。
結論としては、アプリ型・カード発行型どちらも審査基準は同じなので、使いやすい方を選ぶと良いでしょう。
ここでは、それぞれの項目について詳しく解説します。
審査結果に応じてオリックスマネーの契約額は決定される
オリックスマネーの審査では、属性情報・信用情報を参考に申込者の契約額が決定されます。
申し込み者の収入、勤務先、勤続年数などの情報が審査の基準となり、それによって申し込み者に適した契約額が設定されるのです。
高収入や安定した職に就いている方は、高額の契約が期待できる一方で、所得が少ない方や信用情報に問題がある場合は、契約額が制限される可能性があります。
そのため、オリックスマネーへの申し込み時には、自らの経済的状況を正確に伝えることが重要です。
審査基準はアプリ型・カード発行型どちらも一緒
オリックスマネーの審査基準はすべて統一されており、アプリ・カードどちらを申し込んでも内容は変化しません。
アプリ型はスマホで手続きを行い、カード発行型は特定のカードを通じて資金を引き出す方式です。
しかしこれらの形式の違いは、サービスの提供方法に関するものなので、審査の基準自体は共通です。
申し込み者の信用情報、収入、勤務状況、そして返済履歴などの審査基準は、サービス形式に関係ありません。
オリックスグループの会員限定特典が受けられる
オリックスマネーを利用することで、オリックスグループの会員限定特典を受けられます。
会員特典は以下のような内容です。
| オリックスグループのサービス | 会員特典 |
|---|---|
| オリックスレンタカー | 基本料金が優待価格で利用できる |
| オリックスカーシェア | 新規入会すると ・ICカード発行手数料（1,050円）無料 ・月額基本料2カ月無料 ・2,200円分の時間料金無料×2カ月 |
| 個人向けカーリース | 新規成約でAmazonギフト券がもらえる |
このようなサービスが受けられるのもオリックスマネーを利用するメリットです。
申込みはWEBで完結！スマホ・パソコンで24時間365日お申し込みが可能
オリックスマネーの審査は、スマホさえあればいつでも申込可能です。
スマホやパソコンから、いつでもどこでも24時間365日申し込むことができます。
わざわざ店に行く必要がなく、面倒な紙の書類も不要で、急にお金が必要になったときでも申し込みができます。
また、初めて申し込む人でも、わかりやすい画面が用意されているので、手続きがとても簡単なのもうれしいポイントです。
オリックスマネーの審査から融資の流れ
オリックスマネーの審査から借入までの流れは、スマホ・PCどちらもほぼ同じです。
審査から融資までの流れは以下の通りです。
・最短60分で審査結果がわかる【電話で契約内容を確認】
・メールに記載されたURLから必要書類を提出
・入会手続きをして借入限度額の範囲内で借り入れをする
ここでは、一つひとつの手順について詳しく解説します。
WEB完結申込で必要事項を記入し審査を受ける
オリックスマネーの審査を申し込む時は、まず公式サイト・アプリから申請を行います。
そこで、必要な事項をオンライン上で記入します。
記入内容には、個人情報、希望する融資額などがあり、必要事項を記入後審査へと進みます。
最短60分で審査結果がわかる【電話で契約内容を確認】
オリックスマネーの審査は、最短60分で結果通知が届きます。
承認の場合は、オリックスマネーから電話がかかってきて契約内容の確認が行われます。
また、在籍確認のため勤務先への電話があります。
電話の際には、プライバシーに配慮しオペレーターの個人名でかかってくるので、オリックスマネーからの電話だと気付かれることはありません。
メールに記載されたURLから必要書類を提出
オリックスマネーの審査結果を確認した後は、メール記載のURLから本人確認書類を提出します。
必要書類とは、本人確認書類と年収が確認できる書類です。
必要書類：運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、パスポート等
年収が確認できる書類：源泉徴収票、給与明細書、課税証明書、確定申告書等
スマートフォンと運転免許証、マイナンバーカードを持っていると便利で早いオンライン本人確認サービスを利用できます。
スムーズに手続きを行うためにも、審査の申し込みをするときには必要書類を準備しておくと良いでしょう。
入会手続きをして借入限度額の範囲内で借り入れをする
WEB上で契約内容の確認と契約内容の同意手続きを行います。
手続き完了後は、公式アプリ「ORIX MONEY」をダウンロードすると、公式アプリから借り入れ・返済ができます。
借入限度額の範囲内で借り入れをしましょう。
オリックスマネーの審査に関するよくある質問
オリックスマネーの審査に関するよくある質問をまとめました。
よくある質問は、以下の3つです。
・オリックスマネーの審査結果が来ない時はどこで確認すればいいですか？
・オリックスマネーの審査に落ちた時はどう対応すればいいですか？
それぞれの質問に対してお答えします。
オリックスマネーの審査時間はどのくらいかかりますか？
オリックスマネーの審査時間は最短60分で、当日中に審査結果がわかります。
ただし夜間に申し込んだ場合は翌日以降となる場合があります。
なお審査の内容によっては、数日間かかる場合もあります。
オリックスマネーの審査結果が来ない時はどこで確認すればいいですか？
オリックスマネーの審査結果が来ない時は、一度公式サイトのお問い合わせ窓口に相談してみましょう。
サービス/サポートに関するお問い合わせは、電話・Eメール・チャットで申し込むことが可能です。
なお審査結果が来ないのには、以下の原因が考えられます。
・営業時間外で審査を行っていない
・確認事項があるため時間がかかっている
数日たっても結果が来ないときには、オリックスマネーに問い合わせてみましょう。
オリックスマネーの審査に落ちた時はどう対応すればいいですか？
年齢や借入希望額が年収の1/3以内、記入事項に不備がなかったかを確認しましょう。
申込みに不備がない場合には、他のカードローンに申し込んでみるのも一つの方法です。
審査基準は、カードローンによって異なるので、他であれば審査を通過する可能性もあります。
まとめ：オリックスマネーの審査は厳しくないが甘くもない
オリックスマネーの審査について解説しましが、いかがでしたか？
オリックスマネーの審査は甘いとはいえませんが、特別厳しいという訳でもありません。
審査を通過するためには、審査落ちするポイントと審査で重視されるポイントを理解しておくことが重要です。
ポイントを押さえておくことで審査を通過する確率が高まります。
オリックスマネーはWEBで申し込みが完結できて、最短60分で審査結果がわかるカードローンです。
また利用するとオリックスグループの特典が受けられるなどのうれしいサービスもあります。
オリックスマネーでお金を借りたい方は、審査のポイントを理解した上で、申し込みを行いましょう。