
日本で生活をする外国人の方も多くいますが、さまざまなタイミングでお金が必要になることもあるのではないでしょうか。
結論からいうと、外国人の方でもカードローンの契約は可能です。
この記事では外国人の方でもしっかり理解できるよう、カードローンの審査基準について解説します。
審査通過の条件や必要な書類、審査落ちの原因などを確認することも可能です。
実際に外国人が契約できるカードローンも、いくつか紹介しています。
カードローンを申し込もうと考えている外国の方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 永住許可を受けているor在留カードを発行された中長期在留者であることが審査通過に必要
- 外国人も大手の消費者金融でお金を借りられる
- 毎月安定的な収入を得ていることが、前提条件になる
外国人の審査通過の条件
外国人の方が審査を通過するためには、特定の条件を満たす必要があります。
カードローン審査を通過するのに必要な条件は、以下の5つです。
- 在留カードまたは特別永住者証明書の発行を受けている
- 毎月安定した収入を得ている
- 日本語の読み書きを理解している
- 日本に住所と電話番号がある
- 過去に借金トラブルを起こしていない
上記の条件を満たしている方は、誰でもカードローンの審査を受けることができます。
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こちらでは、それぞれについて詳しく解説していきます。
在留カードまたは特別永住者証明書の発行を受けている
外国人の方がカードローンを契約するには、日本での在留資格を証明しなければいけません。
そのためカードローンを申し込む際は、在留カードもしくは特別永住者証明書が必要となります。
在留カードは、日本に中長期間在留する外国人の方へ交付される許可証です。
カード内には氏名や生年月日、在留期間や就労の可否などが記載されています。
在留カードの主な交付対象は、日本人の方と結婚している方や日系人の方です。
(日本国内の企業に勤めている方や会社経営をしている方、技能実習生なども含む)
地方出入国在留管理官署に申請を行い、許可を得た方にのみ交付されます。
参考:法務省 在留カードとは?
特別永住者証明書は、在留カードの発行対象ではない方に発行される書類です。
主に在日朝鮮人の方や台湾人の方が、この特別永住者証明書の交付対象となります。
各市区町村の担当窓口で交付申請を行い、法務大臣から許可を得られれば発行可能です。
申し込みを考えている方は、いずれかの書類を必ず用意しておいてください。
毎月安定した収入を得ている
カードローンを申し込む際は、外国人の方も安定した継続収入が求められます。
どの金融機関が提供するカードローンでも、貸付対象となるのは「安定した収入がある方」です。
無職や学生で収入を得ていない方は、カードローンを契約できません。
ただし審査で重視されるのは、収入の額ではなく安定性です。
パートやアルバイトで働いている方でも、毎月安定した収入があればカードローンを申請できます。
収入がまったくない方は申し込む前に、まず安定した収入が得られる仕事を探してみてください。
日本国内に住所と電話番号がある
カードローン申込時は、申請内容に住所と電話番号を必ず記入します。
外国人の方が申請を行う際は、居住先の住所と電話番号を記入しなければいけません。
金融機関が融資を提供する時、最も危険視しているのは貸し倒れリスクです。
住所不定の外国人へ融資を行うと、融資を返済せずに帰国してしまう可能性があります。
そのため外国人の方がカードローンを契約するには、自身名義の住所と連絡先が必須です。
ホテルなどに宿泊している方は住所不定と判断されるため、審査で不利となります。
固定電話や携帯電話を契約していない方も連絡先が不明なため、審査通過は難しいです。
カードローンの申し込みを考えている方は、気をつけてください。
過去に借金トラブルを起こしていない
以前にカードローンを利用した経験がある方は、信用情報の内容にも注意しなければいけません。
金融機関は審査を行う時、信用情報機関で申込者の信用情報を確認します。
信用情報とは申込者の個人情報や、ローン商品の利用状況などを登録しているデータです。
登録されるデータには、過去に発生した金融事故なども含まれています。
信用情報の中に以下のデータが記録されていた場合、審査を通過するのは不可能です。
- 返済遅延
- 長期間の延滞
- 任意整理・個人再生・自己破産などの債務整理
- 強制解約
- 代位弁済
金融事故を起こした経験がある方は、自身の信用情報を一度確認しておいてください。
信用情報はCICやJICCなどの信用情報機関に依頼すれば、個人でも確認可能です。
外国人がカードローン審査で必要になるもの
外国人の方がカードローンを申し込む時は、「本人確認書類」と「在留資格を証明できる書類」が必要となります。
本人確認書類は、申込者の住所や生年月日などが確認できる書類です。
カードローンの審査では、主に以下の書類が本人確認書類として使用されています。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード
ちなみに上記の本人確認書類に顔写真が添付されていない場合は、以下の書類も必要となります。
- 健康保険証、年金手帳、母子健康手帳
- 戸籍謄本(抄本)、住民票、住民票記載事項証明書 等
申し込みの際は、用意した書類に顔写真が付いているかよく確認しておきましょう。
現在の住所と提出した書類の住所が異なる方は、本人確認書類とは別に現住所を明記した書類が必要です。
以下の書類をいずれか1つ用意してください。
- 現住所が記載されている本人確認書類(健康保険証、年金手帳、母子健康手帳など)
- 公共料金領収書(電気、ガス、水道、固定電話、NHK)
- 官公庁発行の氏名、住所、生年月日の記載がある書類(発行日より6か月以内)
在留資格を証明する書類は、序盤で解説した「在留カード」と「特別永住者証明書」です。
カードローンを申し込む時は、どちらか1つの書類を提出します。
すでに永住権を持っている方は、特別永住許可書の提出で代用可能です。
これから申し込みを行う外国人の方は、これらの書類を忘れずに用意しておいてください。
外国人が借りることができるカードローン
カードローンが一般的に普及した現在では、外国人の方でも契約できるカードローンが多数登場しています。
その中でも特に知名度が高いのは、以下の3社です。
- プロミス
- アイフル
- バンクイック
ここではそれぞれのカードローンについて詳しく解説します。
プロミス
プロミスの貸付条件は、「年齢18歳以上74歳以下の本人で安定した収入のある方」となっています。
※お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません
※収入が年金のみの方はお申込いただけません
パート・アルバイトなどで働く方も、安定した収入があれば申し込み可能です。
ただしサイト上には、「外国籍の方は、在留カードまたは特別永住者証明書をあわせてご用意ください」と記載されています。
申し込みを行う際は、必要書類と一緒にいずれかの書類を提出してください。
初めての方は30日間無利息、Web契約で即日融資可能などの特徴もあります。
アイフル
アイフルの貸付対象者は、「満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方」と明記されています。
日本国籍もしくは永住権さえ所有していれば、外国人の方でも問題なく申請可能です。
公式ホームページ内を確認したところ、必要書類に在留カードまたは特別永住者証明書と記載されていました。
外国人の方が申し込むには、いずれかの書類を用意する必要があります。
アイフルは最短20分で審査結果を確認できるのも大きな特徴です。
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三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、外国人の方でも利用できる銀行カードローンです。
ただし公式ホームページには、「外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります」と記載されています。
永住権を所得していない外国人の方は、審査を通過するのが難しいかもしれません。
その他にも、サイト上には以下の貸付条件も記載されていました。
- 年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人
- 保証会社(アコム㈱)の保証を受けられる方
- 原則安定した収入がある
銀行が提供するカードローンであるため、消費者金融に比べると審査のハードルは高めです。
申し込みを検討している方は、貸付条件がすべて満たされているかよく確認しておいてください。
外国人の方がカードローン審査で落ちる原因
安定した収入と自分名義の住所、そして在留資格を証明する書類があれば外国人の方でもカードローン申請は可能です。
ただしこれらの条件を満たしていても、審査で落とされる可能性は消せません。
審査が不安な場合は落ちる原因を確認し、申込前に対策を行っておく必要があります。
外国人の方がカードローン審査で落ちる主な原因は、以下の4つです。
- 必要書類に不備がある
- 正しい申し込み内容を確認できない
- 短期間に複数のカードローンやクレジットカードに申し込んだ
ここではそれぞれの原因について詳しく解説します。
必要書類に不備がある
外国人の方がカードローンを契約するには、本人確認書類と在留カードもしくは特別永住者証明書が必須です。
提出した書類の有効期限が切れていた場合、審査を通過するのはかなり難しくなります。
また借入金額が50万円を超える場合は、収入証明書も提出しなければいけません。
申込時に収入証明書が不足してると、審査を断られる可能性があります。
申し込みを行う時は、提出する書類に問題がないかよく確認しておきましょう。
正しい申し込み内容を確認できない
当然ですが、カードローンの申込情報は日本語で入力します。
そのため日本語の読み書きが苦手方は、入力情報を間違えてしまう可能性が高いです。
当然記入した情報に誤りがあれば、審査にも少なからず悪影響が出てしまいます。
まだ日本語の読み書きに慣れていないという方は、各カードローンに設置されている相談窓口を活用しましょう。
相談窓口に相談を行えば、オペレーターの方が相談内容に応じて丁寧な対応を行ってくれます。
店頭窓口で相談を行うと、直接オペレーターの方に対応してもらうことも可能です。
申込内容を間違えずに入力できる自信がない方は、遠慮なく相談を行ってください。
短期間に複数のカードローンやクレジットカードに申し込んだ
審査を無事通過するには、ローン商品の申し込み方にも注意が必要です。
クレジットカードやカードローンを一度に複数申し込むと、それらの情報は信用情報に記録されます。
審査時に金融機関がこれらの情報を発見した場合、「この申込者は多重債務者かもしれない」と警戒される可能性が高いです。
申込内容によっては、審査で落とされる原因になるかもしれません。
カードローンを申し込む際は、必ず1社ずつ申請を行いましょう。
もし審査で落ちてしまった時は、情報が消去されるまで新規申込は控えるのが無難です。
消費者金融と銀行はどちらがおすすめ?
外国人の方がカードローンを申し込む時は、永住権の有無に応じて申込先を選ぶ必要があります。
永住権がない外国人の方には、消費者金融カードローンがおすすめです。
銀行カードローンの大半は、消費者金融に比べて審査難易度が高く設定されています。
永住権(永住許可)を持つ外国人でない限り、審査を通過するのは難しいです。
実際にみずほ銀行カードローンの公式サイトには、「外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります」と明記されています。
いっぽう消費者金融は在留カードや特別永住者証明書さえ持っていれば、どの外国人の方でも申請可能です。
安定した継続収入があるとしっかり証明できれば、審査を通過できる可能性はかなり高まります。
金融機関からお金を借りたいと思った時は、消費者金融への申し込みをぜひ検討してみてください。
まとめ
カードローンの審査基準や必要書類などについて解説しましたが、いかがでしたか?
各金融機関の審査さえ通過できれば、外国人の方でもカードローンは利用できます。
収入の安定性や身分証明などに問題がなければ、申し込みを断られることもないです。
しかし審査を無事通過するには、本人確認書類と日本語の読み書きが必須となります。
銀行カードローンに申し込む場合は、日本の永住権も取得していなければいけません。
これからカードローンを申し込む外国人の方は、申請する前にきちんと準備を行っておいてください。